実はディレクトリもファイルだった

ファイルの中に、またファイル。開けても開けても、同じ形が出てくる
ファイルの中に、またファイル。開けても開けても、同じ形が出てくる

ファイルとディレクトリは、別のものに見えます。でも、ひとつ驚きの事実を。 Unixの世界では、ディレクトリは「中にファイル一覧を記録した、特殊なファイル」として扱われています。つまり、ls で見えるフォルダも、その正体はファイル。ファイルの中にファイルの名前が書いてある。ちょっと不思議な入れ子構造です。

これは"Everything is a file"というUnixの設計思想から来ています。ファイルもディレクトリも、キーボード入力さえも、すべてを「ファイル」として統一的に扱う。この割り切りのおかげで、Unixのコマンドはシンプルで、組み合わせが効く。 50年以上前の設計思想が今も生きているのは、この美しさがあるからです。