終わらない tail

tail -n 5 と打てば、ログの末尾の 5 行が見られる。現場でいちばん打たれているのは、その一歩先にある -f だ。
tail -f app.log と打つと、末尾を出したあとプロンプトが返ってこない。新しい行が書き込まれるたびに、その場へ流れてくる。
デプロイした直後、ブラウザからリクエストを1回投げて、エラーが出ないかをじっと眺める。エンジニアが一日のうちでいちばん長く見つめている画面は、たぶんこれだ。抜けるときは Ctrl+C。
この -f(follow)は、ターミナルの外へも出ていった。docker logs -f、kubectl logs -f。どれも「読む」ためではなく「見張る」ための1文字で、どれも tail -f と同じ発想だ。
tail は末尾を見せるコマンドであり、これから書かれる行を待つコマンドでもある。
