コマンドが2文字なのは、なぜか

ls、cd、rm、pwd。ターミナルでよく打つコマンドは、どれもすごく短いですよね。
よく挙げられる理由は、当時の端末です。1970年代、Unixが生まれた頃のテレタイプ端末は、1文字打つのにも物理的な時間がかかりました。キーを叩くとガシャン、ガシャンと機械が動く。だからよく使うコマンドほど短くした、と言われています。
ls は "list"、cd は "change directory"、rm は "remove"、pwd は "print working directory"。英単語の頭文字や子音だけを抜き出した、究極の省略形。母音を削るこの命名規則は、当時のエンジニアたちの「1打鍵でも減らしたい」という執念そのもの。
そしてこの省略は、50年後の今でもそのまま使われている。
短いコマンドの裏には、先人たちの合理性と美学が詰まっています。
