crontabを消した日

うっかり消してしまっても大丈夫。Gitのバックアップが、落ちるタスクを受け止めるセーフティネットになる
うっかり消してしまっても大丈夫。Gitのバックアップが、落ちるタスクを受け止めるセーフティネットになる

crontab -r には確認プロンプトがない。Enterを押した瞬間、すべての定期タスクが消える。しかも -e(edit)と -r(remove)はキーボード上で隣同士。この「うっかり全削除」はあまりにも頻繁に起きるため、システム管理者のあいだでは、よくある事故として知られている。

だからこそ、多くの運用チームは crontab の内容を Git リポジトリに保存している。事故が起きても crontab backup-cron.txt で一瞬で復元できる。crontab file は、まさにその復元手段。大惨事を「ちょっとした不便」に変えるセーフティネットだ。

ヒューマンエラーに対する最善の防御は「注意する」ことではない。復旧を簡単にする仕組みを作ることだ。