hjkl は、もともと矢印キーだった

h j k l で動くのは、ホームポジションから手を離さずに済むから。よくそう説明されます。
では、なぜその4つなのでしょう。ホームポジションのキーは他にもあります。
1970年代の半ば、Bill Joy が vi を書いていた端末は Lear-Siegler ADM-3A。この端末には矢印キーがありませんでした。代わりに、H・J・K・L のキーの表面に ←↓↑→ が刻印されていたのです。 つまり彼は、矢印キーを使って vi を作っていました。それがたまたま、右手の下に並んでいた。
端末はとうに無くなり、刻印だけが世界中のエディタに残りました。あなたの指はいま、50年前のキーキャップをなぞっています。
