回線が切れると、プログラムは死んだ

回線の先の端末。切れれば、向こうも終わった
回線の先の端末。切れれば、向こうも終わった

Herdr の画面を Ctrl+b q で閉じても、シェルから herdr workspace list と聞けば答えが返ってきます。 画面を閉じても、サーバーは生きているということです。

これができない時代がありました。端末は電話回線の先にあり、回線が切れれば、そこで動いていたものも道連れで死にます。いまも UNIX には SIGHUP という信号が残っていて、この HUP は hang up、受話器を置く、の意味です。長い処理をその死から守るための nohup というコマンドまであります。 1987年に生まれた Screen(のちの GNU Screen)は、やがて端末とプログラムを切り離せるようにしました。プログラムは画面を持たないところで走り続け、あとから別の画面をつなげばいい。

ノートPCのフタを閉じてもエージェントが働き続けるのは、受話器を置くのをやめた人たちのおかげです。