Vimの語順を、逆に打てる場所がある

選んでから、効かせる
選んでから、効かせる

単語を消す dw は、d を打ってから w を打ちます。「消す」が先で、「どこまで」が後。 ところがビジュアルモードでは、3行を選んでから d を押します。

Vimのキーは「動詞のあとに目的語」で組み立てるのが基本です。ビジュアルモードだけが、その順番を裏返します。範囲が先で、動作が後。 これは、マウスで文字をなぞってから右クリックするのと同じ順番です。ビジュアルモードは元の vi には無く、Vimが後から足したもの。ほかのエディタから来た人が、いちばん最初に足を置ける場所になっています。

順番を裏返せるから、迷ったら目で見て選べばいい。Vimは、そこだけ道を空けてあります。